SSブログ

小さき頃を、思い出す!ひっつき虫は嫌いでした。 [思い出]

スポンサードリンク




images0UCXXD8M.jpg


ひっつき虫の「オナモミ」実は絶滅危機


小さいころ、草むらで遊ぶと必ず服についてきたひっつき虫こと「オナモミ」。

いっぱい集めて友達の服めがけて投げつけた人もいたはず・・・。

実は、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されていました。

■絶滅の危険が増大している種

環境省は「絶滅の危機に瀕している種」(絶滅危惧I類)と「絶滅の危険が増大している種」(絶滅危惧II類)をあわせて絶滅危惧種と呼んでいます。

オナモミがII類として掲載されたのは、2007年の第3次レッドリスト。

ほぼ5年おきに見直されますが、2012年の第4次にも掲載されています。

その背景にあるとみられるのが、外来種「オオオナモミ」の存在です。

環境省のホームページに「要注意外来生物リスト」が掲載されています。

オオオナモミに関しては、
・河川敷や牧草地等へ侵入するため、河原に固有な在来種や牧草への競合・駆逐のおそれがある。
・牧草地に侵入すると家畜に有毒であり、総苞の付着による羊毛の品質低下も問題になっている。
・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。
と記載されています。

■地区によってはすでに絶滅

レッドリストの資料によると、オナモミは北海道から沖縄にかけて分布していたものの、地区によっては絶滅したところもあるようです。

やはりオオオナモミの影響なのでしょうか?

環境省野生生物課に聞いてみたところ「はっきりと断定できません」と前置きしたうえで「ただ、北米原産のオオオナモミが日本に入ってきたのは1929年とされています。もしかしたらオナモミだと思っていたものも、オオオナモミだった可能性があります」とのことでした。






スポンサードリンク





nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

田舎暮らしのロマン

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。