誰も買わない中国産トウモロコシ何かあるのか? [ビジネス]
中国産トウモロコシ在庫が過去最高に―中国メディア
中国の今年のトウモロコシの在庫が消費量の60%を超え、過去最高水準にあることが分かった。11月30日、新華網が伝えた。
中華粮網易達研究院の張智副院長は「中国のトウモロコシ生産量はここのところ急増が続いている一方で、飼料用や加工用トウモロコシの消費量は伸び悩んでおり、今年度は1億2299万トンの余剰が出ると予測している。これは過去最高だ」と述べた。
中国政府は2008年に農家の収入アップと自給率向上のためにトウモロコシを買い取る政策を始めた。それから5年間の間に生産量は43%増加し、昨年の生産量は2億1700万トンに達した。
また、トウモロコシの輸入も高水準で推移している。2011年は175万トン、2012年は520万トン、2013年は326トンで今年1~9月は162万トンとなっている。張智副院長は「政府の買い取り政策で生産が増えているのに需要が追い付かず、また、ほかの要因もあり在庫が山積みとなっている」と指摘した。
原油価格の急落における複数のカラクリがあった。その真相はこれだ [ビジネス]
経済
原油価格「急落」の複雑なカラクリ
Depressing Crude Oil Prices
リビア情勢からシェールガス革命まで多くの要因が絡み合う
2014年10月27日(月)12時24分
マリア・ガルーチ
10月2日、世界の原油市場に激震が走った。この数カ月間、緩やかな下降線をたどっていた原油価格が急落したのだ。
国際的な指標となるブレント原油価格は一気に2%近く下げ、2年3カ月ぶりの安値を記録。アメリカの原油価格の指標とされるウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)も先週、1バレル=85ドル台にまで下落した。
引き金となったのは、世界最大の産油国サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが前日に、アジアとアメリカ向けの原油輸出価格を大幅に引き下げたこと。それまでアナリストは、サウジアラビアを含むOPEC(石油輸出国機構)加盟国が価格を下支えするために減産に踏み切るだろうと予測していた。
ところがサウジアラビアはあえて値下げに踏み切り、市場シェアを守る道を選んだ。これによって競争力の低い他の産油国が市場から締め出される恐れがあると、TD証券(トロント)のアナリスト、マイケル・ローウェンは指摘する。
シェールガス革命の「副作用」
ただしサウジアラビアの動きは価格下落の要因の1つにすぎない。その直前にはアメリカと中国の製造業の成長が予想を下回ると報じられ、原油需要が減速するとの見方が広がっていた。
9月末に発表されたアメリカの消費者信頼感指数も4カ月ぶりの低水準。アメリカ経済が回復すれば原油価格も上がるはずだが、「指標を見る限り、その方向には向かっていない」と、ローウェンは言う。
さらにヨーロッパでは景気低迷とデフレの影響で原油需要が減少し、中国のGDP成長率の見通しも下方修正が繰り返されている。9月には国際エネルギー機関(IEA)が、今年の石油需要の見通しを3カ月連続で引き下げた。
需要減による価格の下落に追い打ちをかけるのが、供給の過剰。その最大の要因は、アメリカのシェールガス革命にある。
米エネルギー情報局(EIA)によれば、シェールガス掘削ブームに乗ってアメリカの今年の原油生産量は過去30年ほどで最高となる日量850万バレルに達する見通しだという。
アメリカの生産量の急増は国際市場にも影響を及ぼす。アメリカでは05年に国内消費の60%を占めていた外国産原油が、16年には25%まで減る見込みだ。
原油は何処まで下がるかが不明、企業好調! [ビジネス]
ドル一時119円台、株高・原油安で7年4カ月ぶり高水準
12月1日、正午のドル/円は118円後半。午前の取引でドルは、株高・原油安を好感し一時、7年4カ月ぶりの119円台まで上昇した。東京商品取引所で先月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 1日 ロイター] - 正午のドル/円<JPY=EBS>は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の118円後半だった。株高・原油安を眺めて堅調に推移。一時は7年4カ月ぶりの水準となる119円台まで上昇したが、その後は利食いで頭が重くなった。
ドルは朝方118.70円台で推移していたが、原油先物価格の下落を受けて上値をうかがう展開となった。仲値にかけては実需筋の売り買いが交錯。119円の手前ではオプション関連の防戦売りも観測されたが、仲値通過後に買いが優勢となる中、119.03円まで上昇。2007年8月9日以来7年4カ月ぶりの高値をつけた。
その後は、利食いや外貨預金の円転などが入り、小幅に押し戻され、正午にかけては118円後半でもみあった。市場では「119円台を買い上げていく勇気はない。押し目では買うが上は買わないというような感じだ」(邦銀)との声が出ていた。
原油の先安観は強く、市場では「欧州がデフレに陥るリスク、日本がデフレ脱却を達成できないリスクを考えると、両者でさらなる金融緩和の可能性が出てくる。ユーロ、円に対する売り圧力は続く」(上田ハーローの外貨保証金事業部長、山内俊哉氏)との見方も出ている。さらに「原油価格の下落はクリスマス商戦入りした米国の消費活動を後押しするものとみられ、ドルを下支えする要因になる」(同)という。
<円安けん制発言に警戒>
20日に高値118.98円を付けた翌日に麻生太郎財務相の円安けん制発言があったことから、市場では「極端に円安が進んでしまうと政府要人からまた出てくるかもしれないので注意が必要だ」(国内金融機関)との声が聞かれた。
この日は、菅義偉官房長官の会見から円安に関する発言が伝わったが、市場の反応は限定的だった。
菅官房長官は、円安が進んでいることについて「言及は控える」とし、現状を追認するということかとの質問には「為替については注視していくという以外の発言は控えたい」と述べた。また、「影響を受けている中小企業や地方を中心に、対応策に取り組んでいる状況だ。影響を受けている人に配慮するのは当然のことだ」とした。
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
正午現在 118.88/90 1.2445/49 147.96/00
午前9時現在 118.85/87 1.2435/39 147.80/84
NY午後5時 118.65/68 1.2449/53 147.73/77
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環境に優しい太陽光発電のメリットの記事です。 [ビジネス]
誤解している人が多いようですが、太陽光発電=オール電化ではありません。
太陽光発電をしつつ、ガスを併用すると一番多く売電でき一番お得と言えるでしょう。
オール電化は光熱費が安い、という意見がありますが、いつまで今の料金体系が続くかわかりません。
もともとオール電化は原発の深夜の余剰電力を利用させるためのもの。
原発の余剰電力を使ってほしいため、オール電化に対しては1kw8~9円という格安料金で電気を供給しているわけですが、これは原発の発電コストが5円であるということが前提となっています。
それに対して火力の発電コストは10円以上。
今の料金体系では、オール電化が増えれば増えるほど電力会社の赤字は増大していくことになります。
減原発・脱原発のこれからは、深夜の余剰電力などなくなるわけですから、深夜料金は見直しになり、オール電化の光熱費は大幅に値上がりすることになるでしょう。
12月に明らかになった政府の試算では、原発の1kwコストは8.8円ですので、これによれば今のオール電化の深夜料金では、たとえ原発が再稼働となっても赤字です。
深夜料金が2倍3倍となれば、全くオール電化のメリットはありません。
我が家は太陽光3.8kwで家族5人ですが、ガス併用で光熱費はマイナスで抑えられています。
5kwも載せられればかなりプラスとなるでしょう。
ついに動き出した楽天が買収し巨大化していくシナリオ [ビジネス]
楽天、米大手ネット通販関連企業を買収へ
< 2014年9月9日 21:19 >
「楽天」は9日、アメリカのインターネット通販関連企業「イーベイツ」を買収すると発表した。
楽天・三木谷社長は9日、イーベイツの全株式を、来月、約1000億円で取得する予定だと発表した。イーベイツは「キャッシュバックサイト」の大手で、消費者がインターネットで商品を購入する際にイーベイツのサイトを経由して購入すると代金の一部が還元されたり、クーポンが配られたりする。
現在、イーベイツは2600以上の企業と提携しており、会員数は全世界で1000万人に上る。楽天は、運営する通販サイトをイーベイツと連携させて、より多くの海外の顧客を取りこみたい考え。