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<自動車世界耐久選手権>トヨタ、製造者部門で初の総合V>


タイトル獲得を喜ぶトヨタのチームメンバーとドライバーたち=トヨタ提供


 ◇ドライバー部門と併せ2冠

 自動車の世界耐久選手権シリーズ(WEC)最終第8戦は30日、サンパウロのインテルラゴスサーキットで6時間の決勝レースを行い、2位にアンソニー・デビッドソン(英国)、セバスチャン・ブエミ(スイス)組の8号車、4位にアレックサンダー・ブルツ(オーストリア)、ステファン・サラザン(フランス)、マイク・コンウェイ(英国)組の7号車が入ったトヨタが、最高峰LMP1クラスの製造者部門で初の総合優勝を決めた。トヨタはすでに獲得しているドライバー部門と併せ、2冠となった。最終戦の優勝はポルシェだった。

 WECは2012年に始まり、トヨタは初年度からハイブリッド車で参戦している。トヨタは今季8戦中5勝を挙げた。